ブログ

決算2日目(文化行政について)

決算2日目が終わりました。

2日間にわたり審議された各会計の決算ですが賛成多数で認定されました。

さてつくば市議会では決算は2日間市役所に缶詰になり朝から夜まで(今日は早めに終わりましたが)行われるのが通例です。

各議員各々の立場であれやこれや執行部に実績報告書などをもとに打合せなしで聞くので答弁する方も大変だなぁ、と審議する立場ですが思います。

しかし行政側は部ごとに入れ替わりますが議員側はずーっと座って資料の数字や記述を追いかけ他の議員のやり取りを聞き、こちらも質問の準備をするなどを一日繰り返すわけですので、夕方近くになるとさすがに頭の回転が落ちてくるのが実感できます。

終わった後同僚議員もさすがに会派室に戻るとぐったりとした様子で椅子にもたれてましたね。お疲れ様でした。

そんな決算ですが各会派から、また各常任委員長が参加して取り組むことで立場は違えど今のつくば市の状況や問題意識などを共有できることが一つの効果としてはあります。

もちろん決算は組まれた予算を行政が適切に執行したかというのを議会がしっかりとチェックするのが本旨です。答弁の正確性を求められるので職員の緊張というのも伝わってきたりもします。

昨日は企業誘致について記しましたが、今日は文化行政について。

文化芸術を振興する目的に事業が行われているわけですが、成果として①つくば市芸術文化講演事業、②つくば国際音楽祭公園事業ともに大きく入場者数を伸ばしてました(H27年)

ちなみに①はH25‐H26年、約11,000人でしたが約15,000人に。②は同時期約2,400~2,600人でしたが約4,400人に。

聞いてみると他ジャンルへの挑戦を行い、演歌のコンサートや雅楽などをとりいれ、近隣自治体との差別化を図ってきたとのこと。その他利用者の囲い込み作戦など地道な努力も行ってきたとの事。

結果を出すために様々な工夫をされていたのだと決算を通し知ることが出来ました。

これは一つの例ですが、その他の事業においても決算審査を通し「改善しているな」「工夫しているな」という発見は数字を追い聞いてみると意外とあるものです。

逆にこの数字でなんで問題意識を持たないんだ、というものもあります。
(機会があれば後日記したいと思います。)

ともあれ2日間皆様お疲れ様でした。

明日からは9月定例会の各常任委員会が順次開催される予定です。

TOP OF PAGE