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令和3年9月定例会一般質問(産業振興について/つくば市国民健康保険データヘルス計画(第2期)について/こどもも親も楽しめる遊べる場の整備について)

【要旨】

1 産業振興について
 2020年12月につくば市産業戦略が策定されましたが、各分野(分野Ⅰ~IV)の計画進行状況について伺います。(コロナ禍の影響を受けている部分、影響を受けてない部分等)
2 つくば市国民健康保険データヘルス計画(第2期)について
 2018年につくば市国民健康保険データヘルス計画(第2期)が策定され今年の3月に中間評価が公表されました。4つの重点課題に対する取組について伺います。
3 こどもも親も楽しめる遊べる場の整備について
 第2期つくば市戦略プラン個別施策Ⅲ-1-③のこどもも親も楽しめる遊べる場の整備について、現在の取組について伺います。


【会議録】

黒田健祐:
 つくば自民党・新しい風の黒田でございます。通告に従いまして一般質問を行います。
 まず、1点目でございます。産業振興についてお伺いをさせていただきます。
 2020年12月に、つくば市産業戦略が策定されましたが、各分野、分野1から4の計画進行状況について伺います。コロナ禍の影響を受けている部分、受けていない部分等お教えいただければと思います。
 2点目であります。つくば市国民健康保険データヘルス計画第2期について伺います。
 2018年に、つくば市国民健康保険データヘルス計画第2期が策定され、今年3月に中間評価が公表されました。4つの重点課題に対する取組について伺います。
 3点目であります。子供も親も楽しめる遊び場の整備についてお伺いをさせていただきます。
 第2期つくば市戦略プラン個別施策3の1の③の子供も親も楽しめる遊び場の整備について、現在の取組について伺います。
 壇上からは以上になります。よろしくお願いいたします。

経済部長:
 つくば市産業戦略は、既存事業者や地場産業の発展、新製品や新規事業へのチャレンジ意欲向上、企業誘致や創業支援、多様な人材の交流によるイノベーション創出、人材の育成と定着化の4つの視点が大きな施策分野とし、昨年12月から事業を開始しました。まだ計画期間に入って日が浅いため、具体的な成果を示せるまでには至っていませんが、事業者の課題解決や事業拡大に直結する施策を中心に、全ての分野で堅実に事業を開始しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響については、企業訪問、交流会の開催、イベント出展、海外展開など外部との接触が必要なことから、感染リスクの高い事業については実施を見合わせています。
 一方で、緊急経済対策として、計画期間よりも前倒しで実施したワンストップ相談窓口の設置運営や販路拡大補助金の交付は、助成金の採択につながっていることや非対面型業態への転換、別分野への進出などの新たなチャレンジを行う事業者が出てきているなど、経営意欲に好影響を与えており、大きな成果につながっていると考えています。

保健部長:
 国民健康保険データヘルス計画における4つの重点課題の取組についてですが、1つ目の健康づくりの推進については、運動教室の開催や健全な食生活の普及を通して、健康寿命の延伸への取組を推進しています。
 2つ目の特定健康診査受診率の向上については、ナッジ理論を活用した通知や未受診者への電話による受診勧奨に継続的に取り組んでおります。
 3つ目の特定保健指導実施率の向上については、今年度から保健指導の一部を希望者の自宅へ訪問し行うことで利便性を高めております。
 4つ目の糖尿病重症化予防については、重症化予防対策として、医療機関未受診者や治療中断者への受診勧奨を行います。また、治療継続者については、できる限り人工透析へ移行しないようにするための指導を行っています。

建設部長:
 子供も親も楽しめる遊び場の整備については、遊び場や地域交流の場となる公園広場等の整備を進めてきました。TX沿線開発地域など土地区画整理事業区域内は、計画的に公園等が整備されてきましたが、周辺地区では気軽に行けるような公園等が不足している現状です。
 中心市街地では、建設から30年以上経過した公園もあり、公園施設長寿命化計画に基づき、施設の更新や改修を進めています。さらに子供たちが自己責任の下、想像力で工夫し遊びをつくり出すことのできるプレーパークを流星台地区に整備しました。現在、公園等で制限されている火気の使用や物品の販売に関しては、安全対策等の徹底を条件に許可をしているケースもあります。

こども部長:
 児童館は、子供も親も遊べる遊び場や地域交流の場として遊戯室や図書室などを備えており、日々乳幼児を連れた親や子育てサークルが利用しています。そのため児童館における子育て支援に関わる活動の推進を目的として、各児童館を拠点に活動している母親クラブに対して補助金を支給しています。

黒田健祐:
 それでは、順次、2次質問と意見、要望をさせていただければと思います。
 まず、産業振興についてであります。
 この質問の趣旨は、計画が策定されましたので、その確認の意味で質問をさせていただきました。質問するタイミングが早かったかなとも思いますが、つくば市が将来にわたり発展していくには、大変な重要なポイントであると考えておりますので質問させていただきました。
 この計画ですが、分野1、安定して事業を継続発展できるまち、分野2、新たにチャレンジできるまち、分野3、世界の未来をつくる新たな科学、技術、人材が生まれるまち、分野4、地域、産業、人材が集まり定着するまちの4つの視点、これが柱であります。
 そこで今回、分野3の世界の未来をつくる新たな科学、技術、人材が生まれるまち、企業誘致や創業支援、多様な人材の交流によるイノベーションの創出に関し、2次質問をさせていただければと思います。
 新たな産業用地の確保や企業からの引き合い状況について、お伺いをさせていただきます。

経済部長:
 新たな産業用地の確保については、TX沿線開発や常磐道、圏央道などの交通インフラの充実に加え、高度な人材の確保や先進的な技術、情報に接する機会の多さ等がメリットとなり、企業の進出ニーズは極めて高いと認識しています。その反面、TX沿線の開発地域に企業誘致可能な県有地が若干あるものの、決して十分とは言えない状況にありまして、企業誘致を進める上で、産業用地の確保は喫緊の課題ともなっています。このような状況を踏まえ、今後、産業用地のニーズ調査や既存の空き区画、進出可能な土地の情報収集を行うとともに、庁内関連部署と連携して様々な可能性を探りながら、産業用地の確保に努めてまいります。

黒田健祐:
 産業用地に関しましては、県や市で把握されているものや民民で動いているものなど様々あろうかと思います。産業用地のニーズはまだ高いと考えられますし、また、業務系、オフィス需要も高いと思います。この分野の(1)新たに企業が進出するという項目において、施策の中でも実施事業4点と検討事業4点が明記されていますので、今後しっかりと進めていただければと思います。
 次に、関連で、スタートアップ推進におけるコロナ禍の影響についてお伺いをさせていただきます。

政策イノベーション部長:
 スタートアップ推進における新型コロナウイルスの影響につきましては、多少の影響はあったものの、いち早くオンライン対応できる体制を整えたことによりまして、おおむね順調に進められていると考えております。
 つくばスタートアップパークにおいては、オンラインも活用して相談事業やセミナーを継続して実施しておりまして、また、定期席利用率も85%と高い水準を維持しております。一方、外部の投資家や企業等との対面でのコミュニケーション機会の減少によりまして、ビジネスにおける出会いや信頼構築が図りにくいといったことが課題であると認識しておりますので、オンラインと対面型それぞれの強みを生かしたハイブリット型交流を推進しまして、引き続きスタートアップの創出、成長支援に取り組んでまいります。

黒田健祐:
 こちらもつくば市において期待が持てる分野でございますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 続きまして、この産業戦略でございますが、進捗管理について、進捗の状況のチェックや見直し等を行っていくと明記されておりますが、その仕組みについてお伺いをさせていただきます。

経済部長:
 産業戦略の進行管理の仕組みとして、産官民の代表者から構成されるつくば市産業戦略会議を年度内に開催します。専門的な知見に基づき、重点プロジェクトを中心とする各事業の成果改善に向けた助言等をいただき、産業戦略全体の進行状況を的確に把握、評価します。
 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していること等を加味し、緊急性や社会情勢を見極めながら助言等を踏まえ、事業の優先度の見直しを実施するとともに、必要な事業の強化や実施方法の変更等を柔軟に行ってまいります。

黒田健祐:
 現在、担当課においても、この新型コロナウイルス感染症の影響による経済対策等で大変だろうと思いますし、るる機動的な対応に改めて感謝申し上げるところでございます。その中においても、計画で示された部分に関しても、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた者、また、さほど受けていない者等状況はるるあろうかと思います。大変な情勢の中ではあろうと思いますが、今計画の遂行とPDCAサイクルをしっかりと回していってもらいたいということを、今後望むものであります。こちらに関しましては、私の公約に掲げさせていただいている分野でございますので、今後も都度、注視をさせていただき、機会を見て御質問させていただこうかと思っております。
 最後に、この産業振興分野に関する市長の所見をお伺いできればと思います。

市長:
 つくば市産業戦略は、つくばの科学、技術、人材を今まで以上に有機的につなぎ合わせていくことで、競争力を高めて、世界の未来をつくる産業を創造する都市を目指すということを目的に制定をしています。
 議員からも御指摘ありましたように、現在、感染症が世界中で猛威を振るっておりまして、市としても緊急経済対策を迅速にかつ最優先に実施をしているところですが、今後も、既存事業者の支援や新たな事業へのチャレンジの支援など産業戦略で定めた様々な施策、事業について着実に実施していきたいと思っていますし、先行きが不透明な中ではありますけれども、そういうときだからこそできる限り柔軟に、そして新しいチャレンジも生まれると思いますので、困難を乗り越えて、市内産業の発展をともにつくっていきたいと考えております。

黒田健祐:
 続きまして、データヘルス計画の2次質問に移りたいと思います。
 この計画の位置づけでありますが、医療費の最適化を図るため、健診、医療情報を活用して、PDCAサイクルに沿って、効果的かつ効率的な保健事業を実施していく保健事業実施計画であると、計画に明記されております。データを活用し、医療費の適正かつ市民の皆様の健康を守るという意味でも、意味のある計画であります。
 2021年3月に中間評価がなされましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の影響を加味して計画の見直しをしたのか、まずは伺いたいと思います。

保健部長:
 データヘルス計画の中間評価では、新型コロナウイルス感染症が令和5年度までの保健事業に与える影響を推測することが困難でしたので、新型コロナウイルス感染症の影響を反映した計画にはなっておりません。

黒田健祐:
 私も質問をする際に目を通させていただきましたが、特定健診の部分ですかね、新型コロナウイルスの影響が若干言及されているだけであって、ほかの計画は言及されていませんでしたので、まずはそこを確認させていただきました。
 それでは、4つの事業のうち、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業についてお伺いをさせていただきます。

保健部長:
 令和2年度における4つの重点事業の多くが新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響を受け、参加人数の制限や中止または延期となりました。特定健康診査及び保健指導については、緊急事態宣言の発令を受けまして、春の集団健診が中止となったことにより、特定健康診査受診率及び保健指導の実施率は、前年度を大きく下回る見込みとなっております。なお、糖尿病重症化予防事業につきましては、電話を活用した保健指導を行い、実施することができました。

黒田健祐:
 1の健康づくりの推進で行っている事業などは、体操をするなど集まって運動する事業がありますから、この御時世、大きな影響を受けているのかなと思います。
 意見といたしましては、現在、コロナ禍でございます。感染症対策として、人流抑制ですとか会食等の集まりを行わない等ソーシャルディスタンスを保つ施策、また、ワクチン接種と様々な取組が進んでおります。多くの方が影響を受けて、今後の見通しも不鮮明な状況であります。その中で浮き彫りになったのは、基礎疾患がある方々の重症化リスクなど、いかに生活習病を改善または予防することが大切かというのも、このコロナ禍にあって私たちが意識したことであろうと思います。
 現在、コロナ禍にあってなかなか中間評価で見直された計画も思うように進まない部分もあろうと思います。コロナ禍によって滞ってしまっているもの、これは、ここだけではなくて様々な分野あろうかと思いますが、行政が行っている健康予防対策に、大きな影響を今現在与えているということを実感しております。
 今後のコロナ禍の見通しは分かりませんが、治療薬の開発やワクチンの普及等で社会的活動緩和への光も見えてきている部分はありますので、この有事が過ぎ去った後、計画に示された市民の健康を守る施策のリカバリーを行っていくということも課題だろうと思いますので、引き続きお願いを申し上げさせていただいて、この質問を終わりたいと思います。
 続きまして、3点目の子供も親も楽しめる遊び場の整備について、意見と要望を申し上げさせていただいて、最後に、ここについての市長の考えを伺えればと思います。
 まず、第2期つくば市子ども・子育て支援プランについて言及をさせていただきます。本日お配りをしていませんが、令和2年3月に公表されました第2期つくば市子ども・子育て支援プランの14ページと15ページに以下のように言及されております。
 14ページ、力を入れてほしい事業や対策(就学前児童保護者)では、子連れで出かけやすく楽しめる場所づくりの割合が59.6%と最も高いです。そのまま読みますと、保育所、幼稚園などの子供を預かる施設の充実が52.1%、次いで、子供を対象とした犯罪、事故の防止対策の充実が45.7%であります。平成25年調査時においても、子連れで出かけやすく楽しめる場所づくりのニーズは57.3%と高く、いかに子育て世代の方々の需要があるかということが分かりますし、経過5年でそのニーズはより高くなっていることがうかがえます。たしか私の1期目のときに、子供の遊び場に関連する質問をした際、研究学園地区を市政調査で市民の皆様の声を伺ったときも、この声が多かったということも、この質問を作成しながら思い出されたところでございます。
 同プラン15ページには、力を入れてほしい事業や対策、これは対象は小学生の保護者ですかね、伺ったデータがありますが、ここでも安心して過ごせる公園や遊び場の整備が58.9%と一番高く、次いで、子供を交通事故や犯罪の危険から守る体制の整備、これが53.5%であります。
 ニーズ調査では需要がトップでありながら、課題抽出と基本目標の中で、課題抽出は触れられていなくて、基本目標、それにひもづけられた基本事業で、プレーパーク等子供が自由に伸び伸び遊べるような機会、場所を提供し、子供やその保護者が安全安心に過ごせる環境を整備しますと、1文あるだけであります。なかなかこの子育て支援プランの性質上、遊び場というより、保育所をどうしていくのか、また、放課後児童クラブをどうするのか、児童館どうするのか、そちらが議論の中心になりますので、遊ぶとかそういったところは、どうしても中心から外れていってしまうのかなというところも思いました。
 例えば、昨日の夜、このつくば市の同プランに類する水戸市と土浦市と守谷市と柏市、そこの部分だけざっと目を通したんですが、どこのまちもニーズは高く、ただ解決すべき施策が、どの自治体もぼんやりして苦慮しているのかなというような印象を受けたところでございます。ぜひとも、この子育て世代でこれらの声があって、改めてそれらにどのように向き合い解決していくかということを、こども部だけではなくて関係する部署があるかと思いますので、それを問う意味で御質問をさせていただきました。
 それでは、先ほど小野議員が戦略プランについて質問をしているのを聞いて思ったことがありまして、今回の個別プランの個別政策、指標のところ、子供も親も楽しめる遊び場の整備、1人当たりの都市公園の面積を増加させますとあるわけですが、例えば、実際これだけ子育て世代でニーズが出ていますので、その数値を入れ込んで庁内横断的に対応するとか、そういったことも可能なのではないかなと、先ほどの質問を聞きながら思ったところでございます。
 ここから意見と要望ということで、価値創出という点で、これは私の思いつきですのでその程度で聞いてもらえればと思いますが、例えば、香取台吉祥公園にあるような噴水を、研究学園駅前公園の丸くなっている、何か水が出ている遊び場とは言えないですけれども、たまに遊んでいる子供とかがいるので、そこに併設して、より遊ぶ要素を付加するとかも面白いのかなとも思います。今、温暖化で暖かくなっていますので、4月から9月は暖かいですから、年の半分ぐらいは稼働もできるのかなと思います。
 結構その公園、ここからはデータとかでなくて私の印象論になってしまいますけれども、以前、都内に住んでいまして、王子駅前に飛鳥山公園というのがあるんです。そこで、たしか5月ぐらいだと思います、晴れた日に散歩に出かけましたら、水遊びできるスポットがあって、親子が結構わさわさ遊んでいるんです。これグーグルで検索すると、その風景画像とかも見られますので参考になるかと思います。
 また先日、八潮市で選挙がありまして出かけました。八潮市駅前に結構大きな公園ありまして、そこを日曜日の夕方ぐらいですかね、曇り空でそんな暖かくもなく肌寒い、たしか16時かそのぐらいだったと思うのですけれども、結構人が出ているんです。もちろんコロナ禍でありますから、おのおのソーシャルディスタンス取りながら時間を過ごしていたわけですけれども、よく見てみると、ミストが沸き上がっている区画があったり、デザイン性があるベンチを置いてあったり、駅前ということもあるんでしょうけれども、結構人々の憩いの場として機能をしているなというのが、滞在時間10分ぐらいでしたけれども感じることができました。そういった価値創出という点で、つくばの公園もっと利用できるのではないのかなというのを感じています。
 あとは、火器の使用を持たすか、以前、バーベキュー企画で中央公園でやられていたと思いますので、例えば、冬であれば、たき火を行えるような施設が、そういった区画をつくって許可するというのも面白いのかなとも思います。なかなか近隣公園などとかは住宅地が隣接しますから難しいとは思いますので、例えば、中央公園とか研究学園駅前公園など宅地が周りにありませんので、たき火をして暖を取り合えるようなしつらえも面白いのかなと思います。例えば、中央公園、夏、水の遊び場になっているところ、あそこはコンクリートですから、そこに、まきを販売して、たき火といっても、キャンプであるようなものとか、椅子とか貸出ししたら意外とニーズもあるのかななんていうのは思いました。
 あとは公園だけでなくて、戦略プラン上は、地域交流センターですとか児童館こういったところも入っています。例えば、家庭用のペットロボットでLOVOTというのが市場に出回っているんですか、私もこの質問つくっているときに、いろいろユーチューブ見ていたら何かそういうのがあって調べますと、家庭で購入するとなると結構な購入費と運用で、高価なものであります。ただ、実際に公共の場で、神奈川県相模原だったかな、ロボット特区か何かで使われていたり、例えば、都内の小学校のプログラミングの授業とかで使われていたり、介護施設や病院での運用、様々今広がっています。
 つくば市は、ロボットの街を標榜していますから、結構、親和性も高いのかなと思いますし、その企業、東京のスタートアップの企業ですので、実際にそういったところから接点を持って、市と様々な企業をつなぐような副次的な効果も認められるのかななんていうのを考えながら、質問をつくらさせていただいていました。
 これは様々手法の例として挙げたんですが、やはりデータ見ますと、2が突出して高いのです。それをどのように課題を解決していくかというのが、こども課だけではなくて、これはありていの言葉でいえば連携にはなりますけれども、そういった話し合えるテーブルのようなものをつくって各アイデア出しながら、どうすればもっと子育て世代、ファミリー層喜んでもらえるのかなというのをやることは、大変重要なのかなと思いました。それが戦略プランで示されている3の1の3というところでやっていくところなのでしょうけれども、そういったところを、今、思いつくまま勝手な案とお話をさせていただきましたけれども、この需要を満たすことを、私は子育て世代に選ばれるまちとして大変重要であると思っております。
 最後に市長に、この分野に関する所見を伺ってこの質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。

市長:
 やはり遊び場をどうつくるかというのは、これまで様々な形で取り組んでいまして、議員おっしゃるように、非常に重要なことだと思っています。これについては魅力を引き出すために、先ほど中央公園の駅をきれいにした話を出していただきましたが、そういった部分であったり、ハード面ソフト面を織り交ぜた取組を行っていますし、今後、やはりにぎわい創出のためには、従来の枠にとらわれない形で、店舗であったり、例えばオープンカフェが公園の中にあってもいいと思いますし、様々なイベントを実施していくことなど、今管理運営の仕方というのは、公共の場所も大きく変わりつつあると思っていますので、そういった取組はできる限り積極的に取り入れながら、それを行政が全てやるというスタンスではなくて、地元の人だったり、それこそ親子連れと一緒にその場所をつくっていくとか、そういうスタンスを大事にしていきたいと考えております。
 噴水等は、中央公園にこれもまた再整備しましたけれども、あの噴水は近づけるような噴水じゃないですけれども、水場をつくっていくというのは、私は非常に有効な手段だと思っていまして、むしろ今まで中心市街地にあった水場がどんどん壊されてきたのが、残念ながらつくばの今までの行いでしたけれども、逆に、今、まちの中に水場をどうつくっていくかというのは、非常に重要な視点だろうと思っています。
 たき火も、今まで基本的には安全がないと駄目だということで、たき火というのは禁止をされているわけですけれども、今プレーパークの中等では、管理者をきちんと置けばそういうことができるようになっていますので、何でもかんでも禁止をするとか、駄目だというのではなくて、どういう場所があれば充実するかということを考えていくいいテーマになるんじゃないかと思っています。
 LOVOTについては、開発者の林さん、以前つくばにも来ていただいたこともありますし、労働ではない形のものを提供するロボットということで、私も個人的には非常に関心を持っておりますが、どのようなことが可能なのかというのは様々な事例を見ながら考えてみたいと思います。

黒田健祐:
 ちょっと1点だけ補足を、噴水は香取台吉祥公園、島名にあるんですけれども、そこにいいあんばいの、多分新しい公園で、そこにはちょっと稼働はされていないんですけれども、今多分研究学園駅前公園のあそこら辺にあったら結構いい絵になるんじゃないかななんて勝手な思いでございます。そこのところだけ、中央公園の噴水のイメージはありませんので付け加えさせていただいて終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

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