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永遠の今を生きる

「永遠の今を生きる。朝は希望に目覚め、夜は感謝に眠る。」

いつもある代議士が敬老福祉大会で来賓挨拶の最後に締めくくる言葉だ。

昨年も、一昨年も。まるでその風景がデジャブのように毎年繰り返され、「永遠の今」を切り取った画として映る。

毎年参加している人は今年も同じ言葉を聞けたと思うかもしれない。スピーチの終盤「そろそろかなぁ」なんて期待してしまう。

素敵な言葉だ。

さて、「高齢者」というとある年代を過ぎた人々という括りになってしまうきらいがある。人によって今までの経験も違うし、健康状態も、生活環境も違う。

先日ある政治関係者の方がこんな話をしていた。「我々はデータで費用対効果や平均値を考え施策を展開していく。それはそれで合理性を考えれば仕方のないことだ。だけどその裏側にある人の悩みや困っている事というのは一人一人違うわけで、それを見誤ってはいけない。」
(確かこんな趣旨の話をしていたと記憶してますね。)

そんな事をふと思い出しました。

来年も健やかに皆様が「今日」の日を迎えられる事を祈念致しております。本日はおめでとうございました。

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