政策2016

公約その1. まちの活性化・つくば創生

【公約時(2016年)】
つくば市は2035年頃をピークに人口が減少していく予測がなされております。あと20年。人が流入するまちづくりに全力で取り組まなければなりません。地方創生の流れを受け、つくば市においても人口ビジョン・総合戦略が策定されました。これをより推し進め、あらゆる施策を駆使し定住促進をより促し、人口流出を抑制する必要があります。住みよいまちにすべく責任世代の一人として未来のつくばを創ってまいります。

【4年後の今(2020年)】
新たなつくば市の未来構想が策定されました。人口の将来展望2035年約25万人から2048年約29万人とし、よりピークを後年度にずらし、かつ当時の計画よりも人口増の目標値となりました。まちの全体の施策の在り方を変える大きな変更です。そのためには交流人口を増やす観光施策、また関係人口に注目し取り込んでいく必要があります。住んでみたい、住み続けたいまちつくば、定住促進を私の政策のコアとし、2~4の柱を軸に取組んでまいりました。また一方で人口が増え交通渋滞・混雑への対策が今後必要となってまいります。皆様の声をしっかりととらえつくばの魅力を最大限発揮できる施策を更に行って参ります。


つくば市未来構想(2015年3月)より抜粋

つくば市未来構想第2期つくば市戦略プラン(2020年)より抜粋

人口ピークを後年度にずらし、より持続可能な都市を目指す計画となりました。

黒田健祐の関連質問
前期(2012~2016年)
平成26年3月定例会 定住促進政策について
平成28年6月定例会 移住・定住の促進について
平成28年9月定例会 人口ビジョンについて
今期(2016年~2020年)
平成30年3月定例会 移住、交流施策のあり方について
令和元年6月定例会 未来構想改定に係る中間とりまとめ案の人口ビジョンについて
令和元年12月定例会 交通混雑の対策について

公約その2. 雇用の創出

【公約時(2016年)】
つくば市は研究学園都市として発展をしてまいりました。しかしながら雇用環境を考えると課題はあります。地場産業の育成、農業振興、また企業誘致、新たな産業の創出等、さらなる発展を遂げるためにやるべきことがたくさんあります。今後のつくば市の「はたらく場」創出に努めてまいります。

【4年後の今(2020年)】
この間地場産業の育成、農業振興においては会派の仲間とともに議論を重ね取り組んでまいりました。まだまだ足らない部分もございますが、既存企業を育成し、雇用の場を作っていく事に関しては今後も力を合わせ取り組んでまいります。企業誘致ですが、この間、つくば市においては産業用地の需要の高まりがあります。適地の調査をかけ、また今後の進出企業を後押しできるよう関係各所と連携を行い取り組んでまいります。また新たな産業の創出に関しては、スタートアップの取組がこの4年間大きく前進したと感じております。つくばのポテンシャルを生かせるよう環境整備に取り組んでまいります。一朝一夕では難しい課題ですが、研究所が誘致され職住隣接型都市として発展してきたつくば市の20年後、30年後を見据えた取組を行って参ります。



市内ワインフルーツ酒特区の視察風景

つくばスタートアップパークオープンセレモニー

市内地場産業の視察風景

公約その3. 出産・子育て環境の充実

【公約時(2016年)】
子育て世代が流入しているつくば市において優先して取り組むべき分野です。待機児童は解消されておりません。それだけ若い世代に魅力があり、つくば市を選んで頂いているという事なのかもしれませんが、まだまだ各分野での課題はあります。住民の皆様と事業者の声に耳を傾けながらより良い環境を構築してまいります。

【4年後の今(2020年)】
待機児童対策として、保育士確保の助成金の施策を行いって参りました。また医療的ケア児等に対する発電機補助の制度等も、文教福祉委員会において議論を行い実現して参りました。園児移動路の安全の確保にも質問などで取り上げ一部実現いたしました。また改選前より引き続いて子供の遊び場のニーズが高いことを質問でもとりあげ、まちづくり団体において中央公園の清掃を企画し、豊かな住環境の構築を提言し、水の広場を夏限定の水遊び場にするなどにつなげる活動も行ってまいりました。子育て環境の充実は若い世代に選ばれるまちとして大変重要でありますので、今後もしっかりと親子が伸び伸び過ごせる住環境の構築、施策を展開して参ります。

黒田健祐の関連質問
平成28年12月定例会 子育て環境について
平成30年3月定例会 保育士等処遇改善助成について
令和元年6月定例会 園児移動路の安全確保について




公約その4. 教育環境の充実

【公約時(2016年)】
教育日本一のまちを目指すつくば市では、各取り組みが行われています。しかしながらハード面(クーラー、トイレ、ICT関連等)に対し、より積極的に予算を投じていく必要性を感じております。つくば市の強みですので、次代を担う子供たちの為により良い教育環境の構築を進めてまいります。

【4年後の今(2020年)】
つくば市はこの間、小中一貫校を進めてきたわけですが、今まで進めてきた継続性を保ちながら「検証報告」等で顕在化した課題に対しては応じるという立場で発言をしてまいりました(今までの取組を基本評価し、課題に対しては改善を図る立場)。またICT関連の環境整備がつくば市は全国平均で後れを取っている中、教育環境の整備は自治体の責務であるとの立場で推し進めるよう提言をしてまいりました。国のGIGAスクール構想と今般のコロナウイルス感染症対策の一環で、一気に学校教育現場におけるICT教育環境整備が進み始めました。今後はいかに活用していくかが重要なポイントになろうかと思います。またいじめ対策の一環として、スクールロイヤー制度の提言などを行い実現いたしました。またスクール・ガードリーダーの要望があるとの声を受け、行政に対して提言を行いました。

黒田健祐の関連質問
平成29年12月定例会 スクールロイヤーについて
平成30年6月定例会 学校給食の地場産野菜の積極導入について
平成30年9月定例会 つくば市小中一貫教育の成果と課題について
平成31年3月定例会 ICT教育について
令和2年3月定例会 スクール・ガードリーダー事業について



関東若手市議会茨城ブロック研修にて牛久市の小規模特認校の視察

川口市視察時におけるICT機器の活用例

公約その5. 行財政改革・議会改革の推進

【公約時(2016年)】
行政の効率化、財政の堅実性の維持、将来に負担を残さない行財政運営を推進していきます。また行政サイドと対等に渡り合う(イエスマンではない)議会に資するべく皆様の代弁者として向上心を持ち果敢に議会の場で戦ってまいります。

【4年後の今(2020年)】
議会活性化特別委員会の副委員長、そして前期議会報編集委員会委員長という立場で議会改革を進めて参りました。予算決算特別委員会を立ち上げ、連動させることで予算執行、検証を行う議会の機能の向上に一歩前進を致しました。またつくば市議会だよりのデザインのリニューアルを行いました。まだまだブラッシュアップは必要ですが「変更」することの一歩を踏み出すことが出来たと考えます。議会報編集委員会として他市からの行政視察をこの間2件受けるなどしました。議会報告会も分科会に分かれて対話形式にチャレンジするなど議会活性が進んだものと思います。現在は広報広聴委員会の立ち上げの議論を行っており、より議会が市民の皆様の声を拾い、形にしていく場にすべく最後の調整を行っております。また行財政改革関連では、行財政の要である定員管理計画を巡り議会で執行部を問ただしました。

黒田健祐の関連質問
令和元年6月定例会 定員管理計画について


議会報告会の様子。対話形式にチャレンジしました。活発な議論が交わされました

議会報告会の案内。カピオにて行った時の様子

つくば市議会だよりについての視察受け入れ。前委員長として概要を説明させて頂きました

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